「CPUってCore i5とRyzen 5のどっちがいいの?」
ゲーミングPCにおけるCPU選びは、グラボほど難しくない。ただし選び方を間違えると、高性能グラボの足を引っ張る「ボトルネック」が発生してしまう。
自作PC歴10年の俺が、ゲーム向けCPUの選び方をわかりやすく解説するよ。
ゲームに必要なCPUスペックとは
ゲームはGPU依存が大きいけど、CPUも一定のスペックは必要。特に重要なのはこの2つ:
シングルスレッド性能
多くのゲームはCPUのシングルスレッド性能に依存する。コア数が多くても、1コアあたりの性能が低いとフレームレートが伸びない。
コア数・スレッド数
最近のゲームは6コア以上を推奨するものが増えてきた。ゲームしながら配信もするなら、8コア以上あると安心。
Intel vs AMD 最新世代の比較
| モデル | コア/スレッド | ゲーム性能 | マルチ性能 | 消費電力 | 価格 |
|---|---|---|---|---|---|
| Core Ultra 5 245F | 6P+8E/20T | ◎ | ○ | 125W | 3.5万円 |
| Core Ultra 7 265F | 8P+12E/28T | ◎ | ◎ | 125W | 5.5万円 |
| Ryzen 5 9600X | 6C/12T | ◎ | ○ | 65W | 3万円 |
| Ryzen 7 9700X | 8C/16T | ◎ | ◎ | 65W | 4.5万円 |
| Ryzen 7 9800X3D | 8C/16T | ◎◎ | ◎ | 120W | 6.5万円 |
2026年現在、ゲーム最強CPUはRyzen 7 9800X3D。3D V-Cache技術で圧倒的なゲーム性能を発揮する。ただし価格もそれなりだから、コスパ重視ならRyzen 5 9600Xが鉄板だよ。
ボトルネックとは何か
ボトルネックは「CPUとGPUの性能差が大きすぎて、片方が足を引っ張る状態」のこと。RTX 5080に古いCore i3を組み合わせたら、CPUが処理しきれずにGPUの性能を発揮できない。
逆に、RTX 5060にRyzen 9を合わせるのはオーバースペック。お金の無駄になる。
バランスの目安:
- RTX 5060:Ryzen 5 / Core i5 で十分
- RTX 5070〜5070 Ti:Ryzen 7 / Core i7 が最適
- RTX 5080〜5090:Ryzen 7 9800X3D / Core Ultra 9 がベスト
Bottleneck Calculatorで簡易的にチェックできるけど、あくまで目安として使おう。
CPUクーラーも忘れずに
高性能CPUは発熱も大きい。付属のリテールクーラーでは冷却が追いつかないことがある。
- Ryzen 5クラス:リテールクーラーでもOK
- Ryzen 7・Core i7クラス:空冷ハイエンド or 240mm簡易水冷
- Ryzen 9・Core i9クラス:360mm簡易水冷推奨
Noctuaの空冷クーラーは静音性と冷却性能のバランスが最高。見た目のベージュ色が好みじゃない人は、黒色のchromax版もあるよ。
将来のアップグレードも考慮しよう
CPUはマザーボードのソケットに依存する。今からPCを組むなら、次世代CPUもサポートするプラットフォームを選ぶと、将来のアップグレードがスムーズ。
AMDのAM5ソケットは長期サポートが公言されていて、今後数年は同じマザーボードでCPUだけ交換できる。Intel LGA1851も次世代対応予定。AMD公式で対応状況を確認しよう。
まとめ
ゲーミングPC向けCPU選びのポイント:
- ゲーム最強はRyzen 7 9800X3D。コスパならRyzen 5 9600X
- グラボとのバランスを考えてボトルネックを避ける
- CPUクーラーの冷却性能も同時に考える
- 将来のアップグレードを見据えてソケットを選ぶ
CPUはゲーミングPCの頭脳。適切なものを選んで、グラボの性能を最大限に引き出そう。

