ELDEN RINGを快適にプレイするにはどのくらいのスペックが必要?
ELDEN RING(エルデンリング)はフロム・ソフトウェアが手がけたオープンワールドアクションRPGで、世界累計出荷本数3000万本を突破した大ヒットタイトルです。DLC「Shadow of the Erdtree」も配信され、多くのプレイヤーが狭間の地に挑んでいます。
PC版は美しいグラフィックで楽しめる反面、最適化面で注意点もあるタイトル。ここでは推奨スペックとおすすめ構成を詳しくお伝えします。

ELDEN RINGの公式推奨スペック
- OS:Windows 10 / 11 64bit
- CPU:Intel Core i7-8700K / AMD Ryzen 5 3600X
- メモリ:16GB
- GPU:NVIDIA GeForce GTX 1070 8GB / AMD Radeon RX Vega 56 8GB
- ストレージ:SSD推奨(60GB以上の空き容量)
- DirectX:Version 12
公式推奨スペックは発売時(2022年)の基準です。DLC「Shadow of the Erdtree」では新マップの描画負荷が高く、実質的にはもう少し上のスペックが求められます。
ELDEN RINGを快適にプレイするための実用推奨スペック
フルHD(1920×1080)最高設定 60fps安定
- CPU:Intel Core i5-13400F / AMD Ryzen 5 7600
- GPU:NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti / AMD Radeon RX 7700 XT
- メモリ:16GB以上
- ストレージ:NVMe SSD 500GB以上
WQHD(2560×1440)最高設定 60fps安定
- CPU:Intel Core i7-14700F / AMD Ryzen 7 7700X
- GPU:NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti / AMD Radeon RX 7800 XT
- メモリ:32GB
- ストレージ:NVMe SSD 1TB
4K(3840×2160)最高設定 60fps安定
- CPU:Intel Core i7-14700KF / AMD Ryzen 7 7800X3D
- GPU:NVIDIA GeForce RTX 4080 SUPER以上
- メモリ:32GB DDR5
- ストレージ:NVMe SSD 1TB以上

ELDEN RING向けおすすめPC構成【予算別3パターン】
エントリー構成(予算14万円前後)
- CPU:Intel Core i5-13400F
- GPU:NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti
- メモリ:16GB DDR4
- ストレージ:NVMe SSD 1TB
- 電源:650W 80PLUS Bronze
RTX 4060 TiならフルHD最高設定で安定して60fpsを維持できます。エルデンリングの世界を隅々まで探索するのに十分な性能です。
ミドル構成(予算22万円前後)
- CPU:AMD Ryzen 7 7700X
- GPU:NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti
- メモリ:32GB DDR5
- ストレージ:NVMe SSD 1TB
- 電源:750W 80PLUS Gold
WQHDでの最高設定プレイを想定した構成です。DLC「Shadow of the Erdtree」の高負荷エリアでもフレームレートの低下を抑えられます。
ハイエンド構成(予算32万円前後)
- CPU:AMD Ryzen 7 7800X3D
- GPU:NVIDIA GeForce RTX 4080 SUPER
- メモリ:32GB DDR5
- ストレージ:NVMe SSD 2TB
- 電源:850W 80PLUS Gold
4K最高設定で60fps張り付きを目指すハイエンド構成。エルデンリングの美しい世界を4Kで堪能したいなら、この構成がベストです。
PC版ELDEN RINGの最適化問題と対策
ELDEN RINGのPC版は、発売当初からスタッター(一瞬のカクつき)が指摘されてきました。アップデートで改善されてはいますが、完全に解消されたわけではありません。
スタッター対策のポイント
- SSD必須:HDDではローディング時にスタッターが頻発
- GPUドライバーを最新に:NVIDIA / AMDともに最適化パッチが含まれる
- シェーダーキャッシュの拡大:NVIDIAコントロールパネルで「シェーダーキャッシュサイズ」を10GBに変更
- EAC(Easy Anti-Cheat)の影響:バックグラウンドプロセスを最小限に

ELDEN RINGのグラフィック設定ガイド
負荷が高い設定項目
- レイトレーシング(DLCで追加):大幅にGPU負荷が上がる
- 影品質:「最高」は見た目向上と引き換えに負荷が大きい
- ボリュームフォグ品質:大きな負荷だが雰囲気に直結
下げても影響が少ない設定項目
- 草の品質:「高」→「中」でフレームレート改善、見た目の変化は小さい
- アンチエイリアシング品質:「中」でも十分綺麗
- 被写界深度:オフにしてもゲームプレイに影響なし
ELDEN RINGのレイトレーシングはDLCエリアで利用できますが、現時点では非常にGPU負荷が高い機能です。RTX 4070以下ではフレームレートが大幅に低下する可能性があるため、オフにしてプレイすることも選択肢に入れてください。
コントローラー対応について
ELDEN RINGはコントローラーでのプレイが推奨されています。キーボード&マウスでもプレイ可能ですが、操作性はコントローラーが上回ります。
- Xbox ワイヤレスコントローラーが最も安定した接続と互換性
- DualSense(PS5コントローラー)もSteamの入力設定で使用可能
- Bluetooth接続よりも有線またはUSBドングル接続が遅延が少ない
各GPUでのパフォーマンス目安
フルHD最高設定でのおおよそのフレームレートです。
- RTX 4060:平均50〜60fps
- RTX 4060 Ti:平均58〜60fps(ほぼ上限張り付き)
- RTX 4070:60fps安定
- RTX 4070 Ti:WQHD 60fps安定
- RTX 4080 SUPER:4K 55〜60fps
4Gamer.netのレビューで詳細なベンチマークデータも公開されています。

よくある質問(Q&A)
Q. GTX 1060でもELDEN RINGは遊べますか?
中〜低設定なら30〜40fpsで動作しますが、快適とは言い難い水準です。フルHD最高設定60fpsを目指すならRTX 4060 Ti以上がおすすめです。
Q. メモリは16GBで足りますか?
ELDEN RING単体であれば16GBで十分です。配信や録画を同時に行う場合は32GBあると安定します。
Q. SSDとHDDで差はありますか?
SSDは必須といっても過言ではありません。ロード時間が大幅に短縮されるだけでなく、スタッターの軽減にも直結します。NVMe SSDを強く推奨します。
Q. レイトレーシングは有効にすべき?
RTX 4070 Ti以上のGPUであれば有効にしても楽しめますが、それ以下のGPUではオフにしたほうがフレームレートが安定します。
まとめ
- フルHD最高設定60fps:RTX 4060 Ti + Core i5が目安
- WQHD以上:RTX 4070 Tiクラスを推奨
- SSDは必須。スタッター軽減に直結する
- シェーダーキャッシュの設定変更で体感が大きく改善
- コントローラーはXbox互換が安定
死にゲーとしての難しさは避けられませんが、PC環境による不快なカクつきは対策可能です。適切なスペックのPCで、狭間の地を思う存分探索してください。
Steam ELDEN RINGストアページで最新の動作環境を確認しましょう。
PC Watchでも関連ハードウェアのレビューが掲載されています。
ELDEN RING向けBTOパソコンの選び方
エルデンリング向けのBTOパソコンを選ぶ際のポイントです。
- GPU:RTX 4060 Ti以上。スタッター対策の観点からもNVIDIA GPUが安定
- ストレージ:NVMe SSD必須。HDDでは体験が大きく劣化
- メモリ:16GB以上。配信も考えるなら32GB
DLC「Shadow of the Erdtree」のスペック要件
DLC「Shadow of the Erdtree」は本編よりもグラフィックが強化されており、特に新マップの「影の地」は描画負荷が高めです。
- 新マップは植生が豊かで草木の描画負荷が増大
- レイトレーシングが一部エリアで利用可能に
- 新ボスのエフェクトがフルスクリーンで展開される場面が多い
本編を基準にギリギリのスペックで組んでいた場合、DLCではフレームレートが低下する可能性があります。余裕を持ったスペックでの構成をおすすめします。
ELDEN RINGを配信・録画する場合のスペック
エルデンリングのプレイを配信したり録画したりする場合、追加のスペックが必要になります。
- CPU:Core i7-14700F以上(配信のエンコード処理用に余裕が必要)
- GPU:RTX 4070以上(NVENCでハードウェアエンコードが可能)
- メモリ:32GB推奨(ゲーム+OBS+ブラウザで消費される)
- ストレージ:録画保存用に追加のSSDがあると便利
NVIDIAのNVENCエンコーダーを使えば、GPU側でエンコードを処理するためゲームのパフォーマンスへの影響を最小限に抑えられます。OBSの設定でNVENCを選択するだけで簡単に利用可能です。




