「電源ユニットって何Wを買えばいいの?」
電源選びを間違えると、突然シャットダウンしたり、最悪パーツを壊すこともある。地味だけど超重要なパーツだよ。ゲーミングPCに必要な電源容量の計算方法と、おすすめモデルを解説するね。
電源容量の計算方法
基本の計算式
必要な電源容量 = システム全体の消費電力 × 1.5〜2倍
余裕を持たせる理由は、電源は50〜80%の負荷率で最も効率が良いから。100%近くで使うと発熱が増えてファンがうるさくなるし、寿命も縮むよ。
パーツ別の消費電力目安
| パーツ | 消費電力(目安) |
|---|---|
| CPU(Ryzen 5/Core Ultra 5) | 65〜105W |
| CPU(Ryzen 9/Core Ultra 9) | 120〜170W |
| GPU(RTX 5060) | 150W |
| GPU(RTX 5070 Ti) | 300W |
| GPU(RTX 5080) | 360W |
| GPU(RTX 5090) | 575W |
| メモリ(DDR5 2枚) | 10〜15W |
| NVMe SSD | 5〜10W |
| ケースファン(3〜5個) | 5〜15W |
| マザーボード | 50〜80W |
GPU別おすすめ電源容量
・RTX 5060 → 650Wで十分
・RTX 5070 → 750W推奨
・RTX 5070 Ti → 850W推奨
・RTX 5080 → 850〜1000W推奨
・RTX 5090 → 1000〜1200W必須

80PLUS認証の選び方
| グレード | 変換効率(50%負荷) | 電気代への影響 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| 80PLUS Standard | 80% | 電気代高め | ★ |
| 80PLUS Bronze | 85% | そこそこ | ★★ |
| 80PLUS Gold | 90% | バランス良い | ★★★ |
| 80PLUS Platinum | 92% | 省エネ | ★★★ |
| 80PLUS Titanium | 94% | 最高効率 | ★★ |
ゲーミングPCなら80PLUS Gold以上がおすすめ。BronzeとGoldの価格差は2,000〜3,000円程度だけど、年間の電気代差で元が取れるよ。Titaniumは高すぎてコスパが悪いから、こだわりがなければGoldかPlatinumで十分。
ATX 3.1と12V-2×6コネクタ
最新規格の重要性
RTX 5000シリーズは12V-2×6(旧12VHPWR)コネクタを採用。古い電源の変換ケーブルは発熱や焼損のリスクがあるから、ネイティブ対応の電源を選ぶのが安全だよ。
ATX 3.1のメリット
ATX 3.1規格はGPUの瞬間的な電力スパイクに対応。RTX 5090のような高TDP GPUでも安定した電力供給ができる。CorsairやSeasonic等の大手メーカーがATX 3.1対応モデルを出してるよ。

モジュラー式 vs 非モジュラー式
・フルモジュラー:必要なケーブルだけ接続。配線スッキリ。おすすめ
・セミモジュラー:主要ケーブルは固定、残りは着脱式。コスパ良い
・非モジュラー:全ケーブル固定。安いが配線が大変
ゲーミングPCならフルモジュラーが断然おすすめ。使わないケーブルがないから裏配線がスッキリするし、エアフローも邪魔しないよ。
おすすめ電源ユニット
コスパ抜群:Corsair RM750e(750W Gold)
ATX 3.1対応で12V-2×6コネクタ付き。フルモジュラー、140mmファンで静音性も優秀。RTX 5070クラスまでならこの電源で十分。約1.2万円で買えるコスパの良さが光るよ。
定番高品質:Seasonic FOCUS GX-850(850W Gold)
Seasonicは電源の中でもトップクラスの品質。10年保証が付いてるのは信頼の証。850WでRTX 5070 Ti〜5080まで対応できる。Seasonic公式で保証内容を確認してみてね。
高性能:Corsair HX1200i(1200W Platinum)
RTX 5090ユーザーにおすすめ。1200WのPlatinum認証でどんな構成でも余裕。iCUEソフトウェアで電力モニタリングもできる。お値段は約3万円と高いけど、ハイエンド構成には必要な投資だよ。
ハイエンド:be quiet! Dark Power 13 1000W(Titanium)
Titanium認証で変換効率は最高クラス。フルモジュラーでケーブルの品質も高い。静音性はさすがbe quiet!。予算に余裕がある人向けの最上位モデル。
エントリー向け:Thermaltake Toughpower GF3 650W(Gold)
650WでRTX 5060構成にピッタリ。ATX 3.0対応でコスパも良好。約1万円で購入できて、初めての自作にも安心の品質だよ。
電源選びの注意点
・80PLUS Gold以上を選ぶ(Bronzeでも使えるが効率が落ちる)
・RTX 5000シリーズには12V-2×6コネクタ対応品を選ぶ
・安すぎる電源は避ける(パーツを巻き込む故障のリスク)
・保証期間が7年以上のメーカーを優先する
・フルモジュラーで裏配線をスッキリさせる
TechPowerUpで電源の内部品質レビューを確認するのもおすすめだよ。安い電源の中身が「お察し」なケースは珍しくない。
よくある質問
Q. 電源容量が足りないとどうなる?
ゲーム中に突然PCが落ちる、再起動を繰り返す、ブルースクリーンが出るなどの症状が出る。最悪の場合、GPUやマザーボードを壊すことも。電源はケチっちゃダメなパーツだよ。
Q. 電源は何年で買い替えるべき?
一般的には5〜7年が目安。ただし80PLUS Gold以上の高品質モデルなら10年使えることもある。保証期間を参考にして判断してね。価格.comのレビューで長期使用報告も参考になるよ。
Q. 中古電源はアリ?
基本的にナシ。電源はコンデンサが経年劣化するパーツだから、中古品は残り寿命が不透明。新品を買って長く使うのが結局コスパがいいよ。

まとめ
ゲーミングPC電源ユニットの選び方:
- 容量はシステム消費電力の1.5〜2倍が目安
- 80PLUS Gold以上で効率と電気代のバランスが最適
- RTX 5000シリーズにはATX 3.1+12V-2×6コネクタ対応品を
- フルモジュラーで裏配線スッキリ
- 信頼できるメーカー(Corsair・Seasonic・be quiet!)を選ぶ
電源ユニットに関する追加Q&A
Q. 電源ユニットから異音がする場合は交換すべき?
カリカリ、ジジジといった異音は電源内部のコンデンサやファンの劣化が原因の可能性があります。異音が出始めたら早めの交換を推奨します。電源の故障は他のパーツを巻き込む「道連れ故障」につながる危険性があり、GPUやマザーボードが壊れると被害額が一気に跳ね上がります。
Q. 電源の容量は大きすぎても問題ない?
容量が大きすぎても消費電力が増えるわけではないため、実害はありません。むしろ将来のGPUアップグレードに対応できるため、余裕のある容量を選んでおくのが賢明です。ただし不必要に大容量の電源は価格が高いため、システム消費電力の1.5〜2倍を目安にしましょう。




