キャプチャーボードの選び方とおすすめ7選|PS5・Switch配信に必須
PS5やNintendo Switchのゲームを配信・録画するなら、キャプチャーボードは必須の機材。ゲーム機の映像をPCに取り込むための装置で、これがないとCS機のゲーム実況はそもそもできない。ただし種類が多くて選びづらいのも事実。この記事では、用途別の選び方とおすすめモデルを解説します。

キャプチャーボードの仕組みを理解しよう
基本的な接続方法
ゲーム機(HDMI出力)→ キャプチャーボード → PC(USB接続)→ OBSで配信
キャプチャーボードはゲーム機のHDMI映像を受け取り、USBを通じてPCに映像データを送る中継機の役割を果たします。
パススルー機能が超重要
キャプチャーボードを経由すると映像に遅延が発生します。この遅延はPC側の映像にのみ影響するため、パススルー出力でテレビ・モニターに遅延なしの映像を表示しながらプレイするのが基本です。
パススルー機能がないキャプチャーボードだと、遅延のある映像を見ながらプレイすることになる。特にFPSや格闘ゲームでは致命的。必ずパススルー対応モデルを選ぼう。
キャプチャーボード選びの5つのチェックポイント
1. 対応解像度とフレームレート
- 録画解像度:1080p/60fpsが最低ライン。4K録画対応モデルもあるが、配信は1080pが主流
- パススルー解像度:4K/60fps対応だとPS5の性能を最大限活かせる
2. 接続方式(内蔵型 vs 外付け型)
- 外付け型(USB接続):取り付け簡単、ノートPCでも使える。初心者におすすめ
- 内蔵型(PCIe接続):デスクトップPC専用だが、より安定した転送が可能。上級者向け
3. エンコード方式
- ソフトウェアエンコード:PCのCPU/GPUで処理。遅延が少なく、画質の自由度が高い
- ハードウェアエンコード:キャプチャーボード内で処理。PC負荷が低いが、遅延がやや大きい
配信目的ならソフトウェアエンコードが主流。ハードウェアエンコードは単純な録画用途に向いています。
4. 対応ソフト
OBS Studio、Streamlabs、XSplitなど主要配信ソフトに対応しているか確認しましょう。大手メーカーの製品ならほぼ問題ありません。
5. HDR・VRR対応
PS5のHDR映像をキャプチャしたい場合は、HDRパススルー対応モデルが必要。最新のゲーム機の機能をフルに活用するなら要チェック。

おすすめキャプチャーボード7選
外付け型(USB接続)
1. Elgato HD60 X(約22,000円)
配信機材ブランドElgatoの最新モデル。1080p/60fps録画、4K/30fpsパススルー、VRR対応と、配信者に必要な機能が全部入り。4Kパスルーの遅延もほぼゼロで、PS5との相性が抜群です。
2. AVerMedia Live Gamer EXTREME 3(約25,000円)
4K/30fps録画、4K/60fpsパススルー対応のハイスペックモデル。USB 3.2 Gen1接続で安定した転送が可能。AVerMedia独自のRECentralソフトも使いやすい。
3. AVerMedia Live Gamer MINI(約13,000円)
コンパクトサイズで持ち運びにも便利なエントリーモデル。1080p/60fps録画対応で、初めてのキャプチャーボードとして最適な価格帯。基本性能は十分で、Switch配信にはこれで十分です。
4. Elgato Game Capture Neo(約15,000円)
Elgatoのエントリーモデル。1080p/60fps録画、4K/60fpsパススルー対応で、この価格帯としては高いパススルー性能が魅力。設定が簡単で初心者向け。

内蔵型(PCIe接続)
5. Elgato 4K60 Pro MK.2(約35,000円)
4K/60fps録画対応の最上位モデル。PCIe x4接続で、USB接続にありがちな帯域不足の問題が一切ない。4K配信を視野に入れている本格派向け。
6. AVerMedia Live Gamer 4K 2.1(約40,000円)
HDMI 2.1対応で4K/144fpsパススルーが可能な最新モデル。PS5の120fps出力にも対応しており、次世代の配信環境を先取りできます。
超コスパモデル
7. 中華製格安キャプチャーボード(約2,000〜5,000円)
Amazonで大量に出回っている格安モデル。「とりあえず試してみたい」というニーズには応えられるが、画質・安定性・遅延は値段相応。本格的に配信するなら早めに買い替えることになる可能性が高い。
1080p対応と書かれていても実際は720p程度の画質だったり、特定のゲーム機で認識しなかったりするケースがある。レビューをよく確認してから購入しよう。
ゲーム機別おすすめ構成
Nintendo Switch配信
Switchの最大出力は1080p/60fps。高価なキャプチャーボードは不要で、AVerMedia Live Gamer MINIやElgato Game Capture Neoで十分です。ただし、Switchのドックが必要(Switch Liteでは配信不可)。
PS5配信
PS5は4K/120fps出力に対応しているため、4Kパススルー対応のElgato HD60 XやAVerMedia Live Gamer EXTREME 3が最適。フルスペックで活用するなら4K60 Pro MK.2も選択肢に入ります。
レトロゲーム配信
HDMI出力のないゲーム機(PS2、GCなど)は、HDMI変換アダプターを経由してキャプチャーボードに接続する必要があります。変換アダプターはAmazonで1,000〜3,000円程度で入手可能です。
よくある質問
Q. キャプチャーボードなしでPS5を配信する方法はある?
A. PS5には「ブロードキャスト」機能が内蔵されており、PS5単体でYouTubeやTwitchに配信可能です。ただし、オーバーレイ表示やシーン切替などの細かい演出はできないため、本格的な配信にはキャプチャーボードが必要です。
Q. USB 2.0のポートでも使える?
A. 多くのキャプチャーボードはUSB 3.0以上が必要です。USB 2.0では帯域が足りず、映像が途切れたりフレームが落ちたりします。必ずUSB 3.0(青いポート)に接続しましょう。
Q. Macでも使える?
A. ElgatoやAVerMediaの主要モデルはmacOS対応です。OBS StudioもMac版があるので、Mac環境でも配信可能。ただし、M1以降のMacでは一部モデルで互換性問題があるため、メーカー公式の対応情報を確認してください。
キャプチャーボードの詳細比較はVIPで初心者がゲーム実況するには Wikiも参考になります。
まとめ
- CS機(PS5・Switch)の配信には必須、PCゲームのみなら不要
- パススルー機能は絶対に必要。遅延なしでプレイするために
- Switch配信ならAVerMedia Live Gamer MINI(約13,000円)で十分
- PS5の4K活用ならElgato HD60 X(約22,000円)がベストバイ
- 初心者は外付け型(USB接続)を選べば間違いない
キャプチャーボードに関する追加Q&A
Q. キャプチャーボードの映像に遅延がある場合の対策は?
パススルー出力を使ってゲームモニターに直接映像を送り、OBSではキャプチャーボード経由の映像を配信用として使うのが正しい接続方法です。OBSのプレビュー画面を見ながらプレイするのは遅延があるため避けましょう。パススルー出力があるモデルなら、プレイ中に遅延を感じることはありません。
Q. 内蔵型と外付け型、どちらがおすすめ?
初心者には外付け型(USB接続)がおすすめです。PCケースを開ける必要がなく、USBケーブルを差すだけで使い始められます。内蔵型はPCIeスロットに装着するため遅延が若干少ないメリットがありますが、体感できるレベルの差ではありません。

キャプチャーボードは一度買えば長く使える機材です。自分がどのゲーム機を主に配信するかを明確にして、必要十分なモデルを選びましょう。


