「ゲーミングPCにセキュリティソフトって入れるべき?重くなったら嫌なんだけど…」
ゲーマーの間でよく議論になるテーマだけど、結論から言うと何もしないのは危険。MODのダウンロードやゲーム関連サイトの閲覧で、マルウェアに感染するリスクは十分にある。
Windows Defenderだけで大丈夫?
Windows 11には「Windows セキュリティ(Defender)」が標準搭載されてる。結論から言うと、普通に使う分にはWindows Defenderだけでも十分なレベル。
AV-TESTなどの独立評価機関でも、Windows Defenderは有料ソフトと遜色ない検出率を記録してる。数年前とは比べ物にならないくらい性能が上がった。
ただし、以下のような使い方をする人は追加のセキュリティソフトを検討したほうがいい。
- 海外サイトからMODを頻繁にダウンロードする
- 非公式のゲームツールやチートツールを使う(非推奨)
- フリーソフトを色々インストールする
- フィッシング詐欺が心配

ゲーマーにおすすめのセキュリティソフト3選
ゲーマーがセキュリティソフトを選ぶときに一番大事なのは「軽さ」。ゲーム中にスキャンが走ってfpsが落ちるようなソフトは論外。
1. ESET HOME セキュリティ
軽さと検出率のバランスが抜群で、ゲーマーに一番人気のセキュリティソフト。
- 動作の軽さ:業界トップクラス
- ゲームモード搭載:全画面アプリ起動中は通知やスキャンを自動抑制
- 価格:年額約5,000円前後(1台)
2. Bitdefender
検出率で常にトップを争う実力派。AV-TESTで最高評価の常連。
- ゲームプロファイル機能あり
- AIベースのリアルタイム保護
- 無料版もあり(機能制限あり)
3. Windows Defender(標準搭載)
追加費用ゼロ、設定不要で使える。最近の検出率は有料ソフトと同等レベル。
- 完全無料
- OSに統合されてるから動作が軽い
- フィッシング対策やファイアウォールも含む

ゲームモードの設定方法
セキュリティソフトを入れたら、必ずゲームモード(サイレントモード)を設定しておこう。
- ESET:設定→ゲームモード→有効化。ゲーム中のスキャンと通知を抑制
- Bitdefender:設定→プロファイル→ゲームプロファイルを追加
- Windows Defender:設定→ゲーム→ゲームモードをON(OS側の設定)
ゲーム中のパフォーマンスへの影響が気になる人は、Windows側の最適化設定も見直しておくのがおすすめです。詳しくは以下の記事で解説しています。

ゲーマーが気をつけるべきセキュリティリスク
- Steam/Discordのフィッシング:「無料スキンあげます」系のリンクは99%詐欺
- 非公式MODサイト:マルウェアが仕込まれてるケースがある。NexusModsなど信頼できるサイトを使う
- クラックゲーム:違法なだけでなく、高確率でマルウェア入り
- ゲーム内チャットのURL:知らない人から送られたリンクは絶対にクリックしない
Steamアカウントを守るための追加対策
- Steamガード:二段階認証を必ず設定
- パスワード管理:他のサービスと同じパスワードは使わない
- ログイン履歴の確認:Steamの設定→アカウント→最近のログイン
- APIキーの確認:Steam Web API Keyページで不審なキーが登録されていないか確認
Steamアカウントの基本的な設定方法については以下の記事で解説しています。



よくある質問(Q&A)
Q. セキュリティソフトを入れるとゲームのfpsは下がる?
A. 最近の軽量ソフト(ESET、Bitdefender等)なら影響はほぼゼロ。ゲームモードを有効にすればスキャンも抑制される。
Q. 無料のセキュリティソフトでも大丈夫?
A. Windows Defenderで基本的には十分。Avastなどの無料ソフトは広告が多くて逆にストレスになることも。
Q. VPNはゲーミングに必要?
A. 一般的なゲームプレイには不要。DDoS対策が必要な競技シーンでは使われることもある。


まとめ
- Windows Defenderだけでも基本的には十分
- MODを頻繁に使う人はESETやBitdefenderを追加推奨
- セキュリティソフトのゲームモードは必ず設定
- フィッシング詐欺と非公式サイトには要注意
ゲーミングPCは高価な買い物だから、セキュリティ対策はしっかりやっておこう。IPA(情報処理推進機構)のセキュリティ情報も定期的にチェックすると安心。
ゲーマーがやりがちなセキュリティの失敗パターン
失敗1:重いセキュリティソフトを入れてfpsが落ちる
Norton、McAfee、ウイルスバスターなどのフルスキャン型セキュリティソフトは、ゲーム中にバックグラウンドでスキャンが走るとfpsが大幅に低下する。ゲーム中にカクつくと思ったらセキュリティソフトが原因だった、というのはよくある話。ESETやBitdefenderのようなゲームモード搭載の軽量ソフトを選ぶか、Windows Defenderだけで運用するのがゲーマーには最適。
失敗2:Discordの「無料Nitro」リンクを踏む
Discordのダイレクトメッセージで「Discord Nitroを無料であげる」というリンクが送られてくることがあるけど、99%はフィッシング詐欺。リンクをクリックしてDiscordアカウント情報を入力すると、アカウントを乗っ取られてフレンドに同じ詐欺メッセージが自動送信される。知り合いからのメッセージでも、URLには注意しよう。
失敗3:MODを非公式サイトからダウンロードする
Steamの WorkshopやNexusMods以外の「怪しいMODサイト」からファイルをダウンロードすると、マルウェアが仕込まれている可能性がある。MODは必ず信頼できるサイトからダウンロードして、ダウンロード後はWindows Defenderでスキャンしてから使おう。


セキュリティの追加Q&A
Q. パスワード管理はどうすればいい?
Steam、Discord、Epic Games、各ゲーム……パスワードが増えてくるとつい同じパスワードを使い回しがちだけど、これは一番やっちゃダメなこと。パスワードマネージャー(Bitwarden、1Password等)を使って、サービスごとに異なるパスワードを設定するのが最善策。Bitwardenなら無料プランでも十分な機能がある。
Q. ゲーム中にWindows Defenderのスキャンが走るのを防ぐには?
Windows 11のゲームモードをONにすると、ゲーム中のスキャンや通知が抑制される。さらにWindows Defenderの設定で「スケジュールスキャン」の時間帯をゲームしない時間(朝方など)に変更しておくと確実。
Q. VPNはゲーミングに必要?
一般的なゲームプレイでは不要。VPNを使うとPing値が上がってオンラインゲームのレスポンスが悪くなることもある。ただしDDoS攻撃対策が必要な競技シーンや、地域制限のあるサーバーにアクセスしたい場合は選択肢に入る。日常使いでVPNを入れっぱなしにするのはデメリットのほうが大きい。



