パルワールドを快適にプレイするために必要なPCスペック
パルワールド(Palworld)は、不思議な生き物「パル」を捕まえて育てるオープンワールドサバイバルクラフトゲームです。総プレイヤー数3200万人を突破し、Steamの同時接続数でも歴代2位を記録した大ヒットタイトルです。
オープンワールドで広大なマップを探索するため、PCスペックが快適さに直結します。ここでは、パルワールドを快適にプレイするために必要なスペックとおすすめ構成をお伝えします。

パルワールドの公式推奨スペック
- OS:Windows 10以上(64bit)
- CPU:Intel Core i9-9900K以上
- メモリ:32GB
- GPU:NVIDIA GeForce RTX 2070以上
- ストレージ:SSD 40GB以上
注目すべきは公式推奨でメモリ32GBが指定されている点です。これはオープンワールドの広大なマップとパルの描画負荷を考慮したもの。16GBでも動作はしますが、拠点が大きくなるとメモリ不足でカクつく場面が出てきます。
パルワールドを快適にプレイするための実用推奨スペック
フルHD(1920×1080)高設定 60fps
- CPU:Intel Core i5-13400F / AMD Ryzen 5 7600
- GPU:NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti / AMD Radeon RX 7700 XT
- メモリ:32GB
- ストレージ:NVMe SSD 500GB以上
WQHD(2560×1440)高設定 60fps
- CPU:Intel Core i7-14700F / AMD Ryzen 7 7700X
- GPU:NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti / AMD Radeon RX 7800 XT
- メモリ:32GB DDR5
- ストレージ:NVMe SSD 1TB
4K(3840×2160)高設定 60fps
- CPU:Intel Core i7-14700KF / AMD Ryzen 7 7800X3D
- GPU:NVIDIA GeForce RTX 4080 SUPER以上
- メモリ:32GB DDR5
- ストレージ:NVMe SSD 1TB以上

パルワールド向けおすすめPC構成【予算別3パターン】
エントリー構成(予算14万円前後)
- CPU:Intel Core i5-13400F
- GPU:NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti
- メモリ:32GB DDR4
- ストレージ:NVMe SSD 1TB
- 電源:650W 80PLUS Bronze
メモリ32GBをこのクラスで確保しているのがポイント。パルワールドの要求に応えつつ、コストを抑えた構成です。
ミドル構成(予算22万円前後)
- CPU:Intel Core i7-14700F
- GPU:NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti
- メモリ:32GB DDR5
- ストレージ:NVMe SSD 1TB
- 電源:750W 80PLUS Gold
WQHDで快適にプレイできる余裕のある構成。マルチプレイでパルが大量に表示されるシーンでもフレームレートが安定します。
ハイエンド構成(予算32万円前後)
- CPU:AMD Ryzen 7 7800X3D
- GPU:NVIDIA GeForce RTX 4080 SUPER
- メモリ:32GB DDR5
- ストレージ:NVMe SSD 2TB
- 電源:850W 80PLUS Gold
4Kで広大なフィールドとパルたちを美しく描画できるハイエンド構成です。サーバーホスト兼プレイも余裕を持って対応可能。
パルワールドのパフォーマンス改善設定
グラフィック設定の最適化
- 描画品質:「高」で十分。「エピック」は負荷の割に差が少ない
- 影品質:「中」に下げるとGPU負荷が大幅に軽減
- 視野距離:「中」推奨。遠景の描画負荷を抑える
- エフェクト品質:「高」推奨。下げるとパルの技が寂しくなる
DLSS / FSRの活用
パルワールドはNVIDIA DLSSとAMD FSRに対応しています。DLSSの「バランス」設定にすると、画質をほぼ維持しながらフレームレートを大幅に向上させることが可能です。DLSSとFSRの違いについては以下の記事で詳しく解説しています。



マルチプレイ・サーバー運用時の注意点
パルワールドのマルチプレイは、ホスト側に大きな負荷がかかります。
- 4人プレイ:上記推奨スペック+α程度でOK
- 専用サーバー:別マシンでサーバーを建てるのが理想
- レンタルサーバー:Xserver for Game(www.xserver.ne.jp・サイト終了)等が対応
パルワールドはアーリーアクセスから正式リリースへの移行に伴い、定期的なアップデートが行われています。アップデートによりパフォーマンスが改善されることもあれば、一時的に負荷が増えることもあります。GPUドライバーは常に最新を維持してください。
各GPUでのパフォーマンス目安
フルHD高設定(DLSSオフ)でのおおよそのフレームレートです。
- RTX 4060:平均40〜55fps
- RTX 4060 Ti:平均55〜65fps
- RTX 4070:平均65〜80fps
- RTX 4070 Ti:平均80〜100fps
- RTX 4080 SUPER:平均100〜120fps
DLSSを有効にすると各GPUで20〜30%のフレームレート向上が見込めます。
4Gamer.netでも最新のベンチマークデータが公開されています。


よくある質問(Q&A)
Q. メモリ16GBでもパルワールドは遊べますか?
序盤は問題なくプレイできますが、拠点が発展してパルが増えると不安定になります。快適にプレイするなら32GBを推奨します。
Q. GTX 1660 SUPERでも動きますか?
低〜中設定でフルHD 30〜40fpsで動作しますが、快適とは言えません。RTX 4060 Ti以上への買い替えを検討してください。
Q. Xbox Game Pass版とSteam版でスペック要件は違いますか?
基本的なスペック要件は同じです。ただしSteam版のほうがMOD対応やDLSSの挙動面で安定している傾向があります。
Q. パルワールドはRTXのレイトレーシングに対応していますか?
現時点ではレイトレーシングには対応していません。今後のアップデートで追加される可能性はありますが、現状ではDLSSのフレーム生成機能のほうが恩恵が大きい状態です。
まとめ
- メモリ32GBは必須。16GBでは拠点発展後に不安定
- フルHD高設定60fps:RTX 4060 Ti + Core i5が目安
- DLSS / FSRの活用でフレームレート大幅向上
- マルチプレイはホスト側の負荷が大きい
- アップデートごとにGPUドライバー更新を忘れずに
パルの世界を存分に楽しむために、PC環境はしっかり整えておきましょう。この記事を参考に、自分の予算とプレイスタイルに合った構成を選んでください。
Steam パルワールドストアページで最新のシステム要件を確認しましょう。
PC Watchの関連レビューも参考になります。
パルワールド向けBTOパソコンの選び方
パルワールド向けのBTOパソコンを選ぶ際の最重要ポイントはメモリ容量です。
- メモリ:32GB搭載モデルを選ぶ。16GBモデルは後から増設が必要になる可能性大
- GPU:RTX 4060 Ti以上。DLSS対応のNVIDIA GPU推奨
- ストレージ:NVMe SSD 1TB以上。セーブデータが大きくなりやすい
パルワールドのパル育成とPCスペックの関係
パルワールドは拠点の発展度合いによってPCへの負荷が大きく変わるタイトルです。
序盤(拠点レベル低・パル少数)
比較的軽量。RTX 4060でもフルHD高設定で快適にプレイ可能です。メモリ16GBでも問題なく動作します。
中盤(拠点が発展・パルが増加)
拠点に配置したパルの行動がCPUとメモリに負荷をかけ始めます。メモリ使用量が16GBを超えることも珍しくありません。この段階からメモリ32GBの恩恵を感じ始めます。
終盤(大規模拠点・パル大量配置)
複数の拠点にパルを大量配置すると、CPU負荷が顕著に上がります。Core i5では若干の処理落ちが発生する可能性があるため、Core i7クラスがあると安心です。


パルワールドのマルチプレイ環境構築ガイド
パルワールドは最大32人でのマルチプレイに対応しています。マルチプレイの方法は大きく3つあります。
招待コード方式(最大4人)
ホストプレイヤーが招待コードを共有する方式。追加のサーバー不要で手軽ですが、ホストがログインしていないと他のプレイヤーも遊べません。
専用サーバー(自前)
別PCまたは同じPCでサーバーを建てる方式。24時間稼働させたい場合はサーバー専用PCがあると理想的です。
レンタルサーバー
ConoHa for GAMEやXserver for Gameなどのレンタルサーバーを利用する方式。月額料金はかかりますが、設定が簡単で24時間安定稼働するのがメリットです。
パルワールドの今後のアップデートとスペック要件
パルワールドは正式リリース後も継続的なアップデートが予定されています。新しいパルの追加、新マップの実装、PvPモードの拡充などが計画されており、アップデートごとに要求スペックが上がる可能性があります。
将来のアップデートに備えるなら、現時点で推奨スペックギリギリの構成を組むのではなく、余裕を持ったスペックを選んでおくのが賢明です。GPUの選び方については以下の記事で解説しています。



パルワールド向けBTOパソコンの具体的な選択肢
パルワールド向けのBTOパソコンを選ぶ際の具体的なアドバイスです。
- ドスパラ GALLERIA:XA7C-R47TやXA7C-R46Tがパルワールドに最適。メモリ32GBモデルを選択
- パソコン工房 LEVEL∞:メモリカスタマイズで32GBに変更可能なモデルが多い
- マウスコンピューター G-Tune:サポートが手厚く初心者にも安心
いずれのメーカーでも、注文時にメモリを32GBにカスタマイズすることを忘れずに。デフォルト16GBのモデルが多いため、見落としやすいポイントです。


パルワールドとNVIDIA DLSSの相性
パルワールドはNVIDIA DLSS(Deep Learning Super Sampling)に対応しており、画質をほぼ維持しながらフレームレートを大幅に向上させることができます。
DLSSの各モード比較
- 品質モード:画質重視。フレームレート向上は控えめ(+10〜15%)
- バランスモード:画質とフレームレートの最適なバランス(+20〜30%)
- パフォーマンスモード:フレームレート重視。やや画質が低下(+40〜50%)
- ウルトラパフォーマンスモード:最大のフレームレート向上だが画質低下が目立つ
パルワールドでは「バランスモード」が最もおすすめです。画質の劣化がほとんど目立たず、フレームレートの向上幅も大きいため、コストパフォーマンスに優れた設定です。



