ローグライクとローグライトの違い
「死んだら最初からやり直し」「ランダム生成のマップ」が特徴のローグライクは、PCゲームと相性の良いジャンルです。厳密にはローグライク(死んだら全てリセット)とローグライト(一部の成長要素が引き継がれる)に分かれますが、記事執筆時点では両方をまとめて「ローグライク」と呼ぶことが一般的です。
「あと1回だけ」の誘惑に勝てなくなる中毒性と、毎回異なる展開が生まれるリプレイ性の高さが最大の魅力です。この記事では、PCで遊べるローグライク・ローグライトの中から、ジャンル別に厳選したおすすめタイトルを紹介します。
ローグライクが多くのプレイヤーを惹きつけるもう一つの理由は、「上達の実感」が得られやすいゲームデザインにあります。最初はすぐ倒されていたステージを、操作スキルの向上や知識の蓄積によってスイスイ突破できるようになる快感は、他のジャンルでは得がたい体験です。

アクション系ローグライク
Hades II
ローグライクの最高峰「Hades」の正統続編です。前作のザグレウスに代わり、魔女メリノエを操作して冥界を旅します。スピード感のあるアクションと、死ぬたびに進行するストーリーが絶妙に融合しており、「死んでも次が楽しみになる」というローグライクの理想形を実現しています。
Hades
冥界の神ハデスの息子ザグレウスが、冥界からの脱出を目指すアクションローグライクです。多彩な武器と、オリュンポスの神々から授かるパワー「功徳」の組み合わせが毎回異なるプレイ体験を生み出します。ストーリーとローグライクの相性の悪さを見事に解決した革新的な作品です。
Dead Cells
メトロイドヴァニアとローグライクを融合した「ローグヴァニア」の代表作です。Steamレビュー15万件以上で97%好評という驚異的な評価を獲得しています。テンポの良い戦闘とビルドの多様性が秀逸で、何度死んでもすぐに再挑戦したくなります。アンロック要素が豊富なため、長く遊び続けられるのもポイントです。
デッキ構築型ローグライク
Slay the Spire 2
「デッキ構築型ローグライク」というジャンル自体を確立した「Slay the Spire」の待望の続編です。カードとレリックの組み合わせで戦略を組み立て、ランダム生成のダンジョンを攻略していきます。前作のシンプルさを保ちつつ、新しいキャラクターやメカニクスで深みが増しています。
Slay the Spire
デッキ構築型ローグライクの元祖にして、記事執筆時点でも色褪せない傑作です。カードゲームとローグライクの組み合わせがこれほど面白いとは、登場前には誰も予想していなかったはず。4人のキャラクターそれぞれが全く異なるプレイスタイルを提供し、リプレイ性は極めて高いです。
Balatro
ポーカーの役をベースにしたデッキ構築型ローグライクです。150種以上のジョーカーカードが生み出すシナジーが奥深く、Steam圧倒的好評98%を獲得しています。ルール自体はシンプルですが、ジョーカーの組み合わせ次第で天文学的なスコアを叩き出せるため、ビルドを考える楽しさが尽きません。

シューティング系ローグライク
Vampire Survivors
大量の敵を自動攻撃で倒していくシンプルなアクションゲームです。プレイヤーは移動操作だけに集中し、レベルアップ時に選ぶ武器やアイテムで戦い方を変えていきます。Steam価格は数百円と非常に手頃ながら、アンロック要素が膨大で中毒性が高いです。
Noita
全てのピクセルが物理演算でシミュレートされる2Dアクションローグライクです。水、火、酸、爆薬など様々な物質が物理法則に従って動き、予測不能な連鎖反応を引き起こします。杖のカスタマイズが自由自在で、組み合わせ次第では画面を埋め尽くすほどの魔法を撃てます。ただし、自分の魔法で自滅することも珍しくないため、慎重な実験精神が求められます。
Risk of Rain Returns
仲間と協力して未知の惑星からの脱出を目指すアクションローグライクです。時間経過とともに敵が強くなるため、アイテム探索と先へ進むスピードのバランスが重要です。マルチプレイ対応で、友達と一緒に遊ぶとさらに面白くなります。
Enter the Gungeon
銃をテーマにしたツインスティックシューティング型のローグライクです。個性的な武器が膨大に用意されており、弾を回避しながらダンジョンの奥深くを目指します。ドット絵のグラフィックが美しく、操作感も軽快で、弾幕系シューティングが好きな人にはたまらない一本です。
ターン制・戦略系ローグライク
Into the Breach
FTLの開発チームが手掛けたターン制ストラテジーローグライクです。巨大な昆虫から街を守るために、限られたユニットで敵を倒すパズル的な戦闘が特徴です。敵の行動が事前に表示されるため、頭を使って最適な一手を見つける楽しさがあります。1プレイが短時間で終わるため、隙間時間にもプレイしやすいタイトルです。
Darkest Dungeon
ダークファンタジーの世界で冒険者チームを率いるターン制RPGローグライクです。「ストレス」というユニークなシステムが特徴で、ダンジョン探索中に冒険者の精神が追い詰められると、暴走したり仲間に攻撃したりするリアルな人間描写が楽しめます。独特のゴシックアートとナレーションの雰囲気も秀逸で、世界観にどっぷり浸かりたい人に向いています。
FTL: Faster Than Light
宇宙船を指揮して敵艦隊から逃げながらゴールを目指すローグライクシミュレーションです。クルーの配置や武器のタイミング、シールドの管理など、リアルタイムで多くの判断を迫られます。価格も手頃で、短時間のプレイでも充実感があるためローグライク入門にもおすすめです。

ローグライク初心者におすすめの選び方
- 死亡時の引き継ぎ要素が多いものから始める:Hades、Dead Cellsなど、死んでも成長が蓄積されるローグライトがおすすめ
- 1プレイの長さで選ぶ:短時間で遊びたいならVampire Survivors、じっくり遊びたいならSlay the Spire
- 得意なジャンルで選ぶ:アクション好きならHades、カードゲーム好きならSlay the Spire、パズル好きならInto the Breach
- 価格で選ぶ:Vampire Survivorsは数百円、Balatroも手頃な価格。気軽に試しやすい
ローグライクは「死んでやり直す」ことが前提のジャンルです。最初のうちは何度も倒されて心が折れそうになりますが、それを乗り越えた先に圧倒的な達成感が待っています。すぐにクリアできないことをストレスに感じるタイプの方は、引き継ぎ要素が多いローグライトから始めてみてください。
🦊 ローグライクを快適に遊ぶなら、キーボードの反応速度にもこだわりたい

🦊 マウス操作がメインのローグライクも多いから、マウス選びも大事だよ



「あと1回だけ」が止まらないローグライクの世界へ
ローグライクは、一度ハマると何百時間でも遊べるポテンシャルを持ったジャンルです。毎回異なるアイテムやマップが生成されるため、同じゲームなのに常に新鮮な体験ができます。
まずは手頃な価格のVampire SurvivorsやBalatroから試して、ローグライクの中毒性を体感してみてください。気に入ったら、HadesやSlay the Spireといった深みのあるタイトルに手を伸ばすのがおすすめの流れです。
ローグライクは1プレイの時間が比較的短いゲームが多いため、忙しい方でも隙間時間に少しずつ進められるのも嬉しいポイントです。通勤前の30分、寝る前の1時間など、短い時間でも満足感のあるプレイ体験が得られます。
Steamのローグライクカテゴリでは、最新の人気ローグライクを一覧できます。AUTOMATONでもローグライク系の新作情報やレビューが充実しているので参考にどうぞ。




