「家族でSteamのゲームを共有したいけど、やり方がわからない」「同時にプレイできるの?」そんな疑問を持っている人は多いはずです。Steamにはファミリーシェアリングという便利な機能があり、購入済みゲームを家族や同居メンバーと共有できます。
この記事では、Steamファミリーシェアリングの設定方法から注意点、同時プレイのルールまで丁寧に解説していきます。一度設定すれば、家族みんなでゲームライブラリを活用できるので、ぜひ参考にしてください。

Steamファミリーシェアリングとは?基本の仕組み
Steamファミリーシェアリングは、自分のSteamライブラリに入っているゲームを、最大5人の家族メンバーと共有できる機能です。共有相手は別のSteamアカウントを持っている必要がありますが、同じゲームを別々に購入しなくても遊べるようになります。
この機能は無料で利用でき、特別なサブスクリプションも不要です。ただし、いくつかのルールがあるので、事前に把握しておくことが大切です。
- 最大6人(自分+5人)でファミリーを構成できる
- メンバー全員の購入ゲームがファミリーライブラリに統合される
- 異なるゲームであれば同時プレイが可能
- セーブデータは各アカウントごとに独立して管理される
ファミリーシェアリングの設定手順
設定は以下の手順で進めます。難しい操作はないので、初心者でも安心して取り組めます。
ステップ1:Steamガードを有効にする
ファミリーシェアリングを利用するには、Steamガード(2段階認証)を有効にしておくことが前提条件です。Steamクライアントの「設定」→「セキュリティ」から、Steamガードをオンにしてください。メール認証またはSteamモバイルアプリでの認証が選べます。
Steamガードはアカウントのセキュリティを高める機能でもあるため、ファミリーシェアリングを使わない場合でも有効にしておくことをおすすめします。不正ログインの防止にも役立ちます。
ステップ2:ファミリーを作成する
Steamクライアントの左上メニュー「Steam」→「設定」→「ファミリー」を開きます。ここで「ファミリーを管理」をクリックし、ファミリー名を決めて作成します。
ステップ3:メンバーを招待する
ファミリーの作成が完了したら、フレンドリストから招待を送ります。相手がSteamフレンドに登録されている必要があります。招待を受け取った相手が承認すれば、ファミリーメンバーに追加されます。
ステップ4:ライブラリの共有を確認する
メンバー追加後、自動的にお互いのゲームライブラリが共有されます。共有相手のライブラリにあるゲームが自分のSteamにも表示されるようになるので、インストールしてプレイ可能です。

同時プレイのルールと制限事項
ファミリーシェアリングには、同時プレイに関するルールがあります。ここを理解していないとトラブルの原因になるため、しっかり確認しておきましょう。
同時プレイが可能なケース
異なるゲームであれば、ファミリーメンバー同士が同時にプレイ可能です。たとえば自分がゲームAをプレイ中に、家族がゲームBをプレイするのは問題ありません。
同時プレイができないケース
同じゲームを同時にプレイすることは基本的にできません。ただし、ファミリーメンバーがそれぞれ同じゲームを購入している場合は、別々のライセンスとして同時プレイが可能になります。
同じゲームの同時プレイは不可。遊びたいゲームが被る場合は、それぞれ購入するか、プレイ時間をずらす必要があります。特に人気タイトルは家族内で被りやすいため、セール時にそれぞれのアカウントで購入しておくのも一つの手です。
ファミリーシェアリングで共有できないゲーム
すべてのゲームが共有対象になるわけではありません。以下のようなゲームやコンテンツは共有の対象外です。
- 開発者・パブリッシャーが共有を無効にしているゲーム
- サードパーティのキーやアカウントが必要なゲーム
- 無料プレイ(Free to Play)のゲーム
- DLC単体(ベースゲームの所有が前提になる場合がある)
特にオンライン専用タイトルやサブスクリプション型のゲームでは、共有に制限がかかることがあります。気になるタイトルがあれば、Steamストアページで事前に確認するのがおすすめです。
共有対象外のゲームの見分け方
Steamストアページの右側にある「機能」欄に「ファミリーシェアリング対応」の表記がないゲームは共有できない可能性があります。また、EA AppやUbisoftConnectなど外部ランチャーが必要なゲームは、外部アカウントの紐付けが必要なため共有が制限されるケースが多いです。

ファミリーシェアリングを使うメリット
この機能を活用することで、ゲーミングライフが大きく変わります。主なメリットを整理してみましょう。
ゲームの購入費用を節約できる
家族のうち1人が購入すれば全員が遊べるため、同じゲームを複数本買う必要がなくなります。セールを待たなくても、家族の誰かが持っていればすぐに遊べるのは大きな利点です。
新しいジャンルのゲームを試しやすい
普段は買わないジャンルでも、家族が持っていればリスクなしで試せます。ゲームの幅が広がるきっかけになります。
セーブデータは完全に独立
共有してプレイしても、セーブデータは各アカウントごとに独立しています。家族のセーブデータを上書きしてしまう心配はありません。実績やプレイ時間もアカウントごとに個別に記録されます。
お子さんのゲーム管理にも便利
お子さん用のSteamアカウントをファミリーに追加すれば、親が購入したゲームの中から年齢に適したタイトルを選んで共有できます。ペアレンタルコントロールと組み合わせることで、プレイ時間の制限やストアへのアクセス制限も設定可能です。
- 購入費用の大幅な節約になる
- 家族間でゲームの趣味を共有しやすい
- セーブデータの独立性が担保されている
- 設定が簡単で維持コストもゼロ
- ペアレンタルコントロールとの併用で子どもの利用管理が可能
トラブルシューティング:よくある問題と対処法
設定後にうまく動かない場合、以下のポイントを確認してみてください。
ゲームが表示されない
ライブラリにファミリーメンバーのゲームが表示されない場合、Steamクライアントを再起動してみましょう。また、共有対象外のゲームでないかも確認が必要です。ライブラリのフィルターで「ファミリーシェアリング」のゲームが非表示になっていないかも確認してください。
招待が届かない
フレンド登録が完了しているか確認してください。また、Steamガードが無効になっていると招待を送れません。両方のアカウントでSteamガードが有効であることを確認しましょう。
プレイ中に強制退出される
同じゲームをファミリーメンバーが起動しようとすると、先にプレイしている側に通知が出ます。この場合は時間をずらすか、各自でゲームを購入する必要があります。
ゲームの起動がエラーになる
共有されたゲームが起動しない場合、以下の対処法を試してみてください。
- Steamクライアントを最新版にアップデートする
- ゲームファイルの整合性を確認する(ゲームを右クリック→プロパティ→インストールされたファイル→ゲームファイルの整合性を確認)
- ゲームの再インストールを試す
- ファミリー設定を一度解除して再設定する

ファミリーシェアリングの解除方法
ファミリーからメンバーを外したい場合は、「設定」→「ファミリー」→「メンバー管理」から削除できます。ただし、一度解除したメンバーを再招待するには1年間のクールダウン期間があるため、慎重に判断しましょう。
なお、ファミリー自体を解散する場合もクールダウン期間が適用されます。新しいファミリーを作成するまでに一定の待ち時間が必要になるため、安易な解散は避けるのが賢明です。
Q&A:ファミリーシェアリングのよくある質問
Q. ファミリーに入れるのは本当の家族だけ?
Steamの規約ではファミリーメンバーは「家族」を想定していますが、厳密な親族確認は行われません。ただし、信頼できる相手に限定することを推奨しています。
Q. ファミリーメンバーが購入したDLCは共有される?
DLCの共有はゲームによって異なります。共有されない場合もあるため、Steamストアページで個別に確認してください。
Q. 海外に住む家族とも共有できる?
はい、地域に関係なくファミリーシェアリングは利用可能です。ただし、一部のゲームでは地域制限がかかることがあります。
Q. ファミリーメンバーがゲーム内課金をした場合、請求は誰に来る?
ゲーム内課金は各自のSteamウォレットやアカウントに紐付いた支払い方法に請求されます。ファミリーシェアリングで共有していても、課金は各アカウント独立で処理されるため、他のメンバーに請求が行くことはありません。
まとめ:家族でSteamを楽しもう
Steamファミリーシェアリングは、ゲーム購入費を節約しながら家族みんなで楽しめる素晴らしい機能です。設定もシンプルで、Steamガードの有効化とファミリー作成、メンバー招待の3ステップで完了します。
同じゲームの同時プレイができないなどの制限はありますが、それを差し引いてもメリットは大きいです。まだ設定していない方は、この機会にぜひ試してみてください。
Steamの公式ヘルプページ(help.steampowered.com)でも詳細なFAQが用意されています。また、Steam公式ストアのファミリーシェアリング紹介ページも参考になります。



